アルスおもろーの会
アルス・エレクトロニカは、面白いです。
1年に1回開かれるアルス・エレクトロニカ・フェスティバルに、ユニバのメンバーは毎年数名ずつ訪れています。日本から、オーストリアまで出かけていくといろいろと気づくことがあります。アルス・エレクトロニカの本拠地から遠い日本に住んでいても興味津々の人たちはたくさんいて、フェスティバルには毎年大勢の日本人が訪れています。すごい面白がりようです。
2015年のフェスティバルは、ソニックジャム社の村田さんも一緒でした。 東京に帰ってきてからも、アルス・エレクトロニカについて集まって話ができればもっと楽しいのではないかという話になり、ソニックジャムとユニバの2社でお土産話をする会を開くことになりました。アルス・エレクトロニカの本拠地であるオーストリア・リンツ市に初めて行ってみた、毎年行っている、作家として招待された、たまたま通りかかった、いつか行ってみたい、などいろいろな立場の人の体験談をする会です。
少しの準備期間を経て、アルスおもろーと名付けられた会は、9月上旬のフェスティバルからおよそ1.5ヶ月後に開催されました。 目黒にあるImpact HUB Tokyoに数十名のお客さんが集まり、4つの体験談と、DJ小川によるアルス・エレクトロニカゆかりの音楽を楽しみました。
(文:Haruma Kikuchi)
Green Appleについて (告知文より)
ARSOMOROの青リンゴは、アーティスト・三原聡一郎氏から贈られ、一度は失われたものの、3Dデータとしてよみがえったリンゴです。
2015年、インターネットヤミ市・イン・リンツでは、ユニバ株式会社によってリアル・ドロップボックスが設置されました。その箱には日本でアップロードされたCD、雑誌、メディアアート作品などのリアル・データが詰め込まれ、リンツでダウンロード販売されました。
アルスエレクトロニカ・フェスティバル期間中、リアル・ドロップボックスにはリアル・テキストデータをはじめ、日本へのお返しとしてさまざまなリアル・データがアップロードされました。ヤミ市を訪れたアーティストの三原聡一郎氏は、リアル・データとして青リンゴをリアル・ドロップボックスにアップロードしました。
ユニバ株式会社はリンツでアップロードされたリアル・データを全て日本へ持ち帰ろうとしたものの、税関によって青果の日本への持ち込みを拒否されたため、青リンゴはパケット・ロスしてしまいました。そのため、ユニバ株式会社では残存する写真等のデータからエラー訂正を行い、青リンゴを3Dモデルとして再現しました。
ARSOMOROは、日本からアルス・エレクトロニカを楽しむ会です。オーストリア・リンツでの経験は、日本との距離を隔てるあいだに、生身のリンゴが3Dのモデルデータになるように、変化してしまうこともあるでしょう。その距離を含めて楽しむことができる機会になれば幸いです。
About
- 2015年10月30日(金)
- Impact HUB Tokyo (東京都目黒区目黒2-11-3)
- 開場 : 18時30分
- 開始 : 19時00分
- 交流会 : 21時00分頃
- 終了 : 21時30分頃 (22時撤収)
- 入場無料 (フリーのビール、ソフトドリンク)
Timetable
- 19:00 : ARSOMOROオープニング
- 19:05 : MJと佐藤大地 「アルスに行ってきたったったwwww」
- 19:25 : 村田健「アルスとカンヌとSXSWとミラノサローネに行ってきた」
- 20:00 : 森浩一郎 「ARTSAT Project in CyberArts 05」
- 20:25 : 菊地玄摩 「カタリスト(触媒)を目指すアルスエレクトロニカ」
- 21:00 : 交流会
Profile
MJ (えむ・じぇい)
海外童貞だった(祝卒) 山梨県出身のフロントエンドエンジニア
佐藤大地 (さとう・だいち)
メディアアート知らない系サーバサイドエンジニア
村田健 (むらた・けん)
株式会社ソニックジャム 代表取締役 プロデューサー/クリエイティブディレクターとして デジタルテクノロジーを軸にアート・広告・サービスなどを横断する 新しいプロジェクトを生み出すべく日々奮闘中。
森浩一郎 (もり・こういちろう)
アーティスト ARTSATプロジェクト(2015年アルスエレクトロニカ賞を受賞)メンバー
菊地玄摩 (きくち・はるま)
ユニバ株式会社 代表取締役 2011年にアルス・エレクトロニカ・フェスティバルに行ってみたところ、面白かったので毎年リンツ市を訪れている。
小川圭祐 (おがわ・けいすけ)
東京工芸大学 芸術学部インタラクティブメディア学科助教 当日はトークの合間にアルスエレクトロニカにゆかりのある音楽をつないでいきたいと考えている。