Uniba Unity Club(UUC) SHOWER HEADZ

2019.08

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Shower headz title

概要

UNIBAではUniba Unity Club(通称UUC)という、Unity勉強チームが社内で結成されています。そのチームが最初に作り上げたのがSHOWER HEADZというレーシングゲームです。ゲームの内容はシャワーヘッドを走らせ、相手(CPU)より早くゴールするという王道レーシングゲームとなっています。ゲームシステムからデバイスの開発までを行い、完成後はMFT2019にて展示を行いました。

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コメント

ゲームパッド制御、シーン制御、サウンド制御、ゲームレベル調整のパートを担当しました。特に今回はチームでのUnity開発を念頭に置いたマルチシーン編集を導入しており、シーンの制御やシーン間のデータのやり取りの方法や、なるべくコンフリクトが起きないような知見を貯めることを意識しました。ただし、マルチシーンの仕組みを取り入れたからといって、コンフリクトがなくなるわけではなく、構造の複雑化、シーン間参照の手間もあるため、今後も引き続き快適なUnity開発手法を模索している最中です。また、タイミング的にMaker Faire Tokyo 2019にSHOWER HEADZを出展することが決まったため、機能的にゲーム開発に区切りがついた後も出展ギリギリまでUIの改善とゲームレベルの調整を行いました。ゲームレベル調整は頭では大事だとわかっていても、実際に取り組んでみると調整前と後では見違えるようにゲームクオリティがアップするのを体感すると、レベル調整はゲームに魂を入れる作業と言っても過言ではないのかもしれません。🌱

対戦相手となるコンピュータキャラのAIと、専用コントローラのデバイスを実装しました。対戦相手のレベルをどの程度にするかでゲームバランスが結構変化するところだったので気を使いました。専用コントローラは割と慌てて作ったのですが、展示中に破損が目立ったので、もう少し時間をかけて耐久性を充分確保したかったです。展示前の最後のゲームバランス調整のところでブーストの機能を入れ込んだり、お客さんに遊んで貰うにはという観点から見る機会が作れたのは良い経験でした。

エフェクトを担当しました。シャワーから噴射される水滴を作ってます。作り物はシンプルで水滴のテクスチャを作って飛ばしているだけなのですが、それっぽく仕上げられたと思います。

アセット作成 ルックデブを担当。ゲーム内で使用するモデルやテクスチャの作成、最終的なゲームの見栄えなどを調整する役割に徹しました。普段は殆どの工程をなめるように手を出すのですが、ひとつの作業に集中し作品を作り上げる体験が初めてだったので新鮮でした。

Uniba works

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2017

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