SKY TREK フライトシミュレータ

2017.09

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日本初の会員制小型航空機チャーターサービス・SKY TREKのオフィシャルコンテンツ「フライトシミュレータ」大型アップデートを担当しました。 飛行機を利用した移動といえば、離れた場所の空港から所定の手続きを経て搭乗する、というのが一般的なイメージですが、SKY TREKを利用すれば、国内約100箇所の大小様々な空港から、自由なルートで快適な空の旅をお楽しみ頂けます。

フライトシミュレータでは、そんなSKY TREKのサービスをWebで体験できます。3Dマップ上で好きなルートでバーチャル・フライトを行なったり、AUTO FLIGHTモードでランダムで選ばれる飛行場に次々とフライトしていく様子を楽しめます。 地上の制約から解放された飛行機ならではのスピード感、北から南まであらゆる場所にアクセスできる魅力の一端を感じられるサービスを目指しました。

SKY TREK のサービスの魅力は、小型飛行機に乗って、車や鉄道では考えられないようなスピードで日本中を飛び回れるところだと感じました (実際にはまだ乗っていないのですが) 。 大きなジェット機とは違って、何百キロという距離は、多くの人にとって新幹線などで移動した経験がある距離だと思います。その距離が数十分でひとっ飛び、という爽快な感覚は、ウェブサイトでも伝えられるのではないかと考えました。また、飛び立つ前に知らない土地にあるたくさんの空港から行き先を選ぶこと、これも、旅先への想像力をかきたてる楽しい体験です。 UI デザインには、その感覚を伝える役割がありました。3D の風景を楽しむことができる、(これまで知らなかった地方空港や外国の空港を含め) いろいろな空港から行き先を自由に選ぶことができる、次の空港までの距離や時間がすぐにわかる、ということにユーザが集中できるように工夫をしました。基本的に画面サイズの制約があるスマートフォンを中心に考えられていますが、PC でも同じように操作できます。 また SKYTREK 社の VI のマナーを踏まえつつ、航空券や計器のイメージを加え、等幅フォントと黒を基調にした合理的な雰囲気で、差をつけることを意図しました。SKY TREK のサービスのアイデンティティそのものとは若干違う、ツールらしい UI の雰囲気が、実際の飛行機の旅に思いをはせることの後押しになるのではないかと思います。

Uniba works

Uniba works

2017

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