趣旨・デザイン

インターネットヤミ市はインターネットっぽいものを現実世界で自由に売り買いすることができるフリーマーケット。 インターネット上の秘密結社 IDPW により 2012 年に東京で始まったインターネットヤミ市は、その後、札幌、ベルリン、アムステルダム、ニューヨーク、ロンドンなど世界各地の都市で開催されている。 デザイン的にはパソコン教室的なチラシのアイデアがあったので、webではそれを暗転させる監視カメラ越しのイメージをアイデアの主軸とした。 00年代あたりの、各種メディアプレイヤーにリスペクトを込めている。それに合わせて、サイト全体をドラッグやカメラ画像の調整つまみなどネタを多く詰め込んだ。 背景のgoogle street viewは、Windows XPの有名な草原の壁紙の写真が撮られた場所である。

実装

ヤミ市東京のウエブサイト、昔のUI的なイメージでやりました。 ヤミ市の「闇」とユニバのアングラ技術イメージから、今回は監視カメラ見たいなアプリ作りました。 プログラムに関して、Google Mapのキャンバスの上にWindows 95見たいな画面を表示。 この中にはイベント情報入れてます、右ボタン押したら関連な情報にジャンプする。 インタフェースの下は監視カメラの切り替えボタンあります、押すとき音とノイズエフェクト出てくる。 もし、インタラクションは無ければ、ランダム的なスクリーンセーバーも出てきます。 また、全体のインターフェースはドラッグとリサイズが出来ます。 そして、現実的相互作用と架空インタフェースのバランスはヤミ市と会うになります。

(文：Tetsuro Shimura, Guillaume Piccarreta)